岩手ぐるり周遊記

 

 

2005/10/8〜10

手周遊の旅。岩手は広い。回りきれた訳じゃないけどハイライトを満喫。
10月上旬で紅葉の早い東北ならナイスタイミングかと場所決定。

そもそも奥さんが東北の旅行本を手にした時から始まったのだ。
オクイリセ?ヤツハタタイラ?オジカ半島?・・・等等、謎の場所を挙げる奥さん。敢えて、訂正はしませんが。

その旅行本は東北の名所のいい所取りで、そこから岩手県をピックアップ。
紅葉を目的に、うまいもんと温泉を満喫した旅になったのだ。

1日目

6時位に家を出る。常磐道→磐越道→東北道で突き進む。初の宮城県越えです。途中運転を交代しながらだったけど遠い・・・。

 

 

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平泉前沢ICで降りまずは前沢牛で遅いお昼に。バイブルるるぶで見かけた「おかる」へ。
1人7,000円の前沢牛ステーキと1ヶ420円の握りを注文。うめかった。そりゃうめぇ。

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 次はちょっと南下して、平泉を巡る。とにかく中尊寺から。

今でこそ、東北のはずれで、静かな雰囲気の寺寺だったけど、団体さんのガイドさんに耳を傾けていると、繁栄を誇った当時の様子が窺い知れる。

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中尊寺といえば金色堂。嘘っぽいところが本当っぽい。

奥の建物の中がピカピカのゴールドなのだ。扉の奥がちょっと金色になっているのが分かるかな?分からんよな。

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 毛越寺へほとんどが再現されたものらしいけど、さっきのガイドさんの話から想像するに、平泉周辺がかなり繁栄していて奥州藤原氏ってやるね、と感じさせられる。

それがこれが、松尾君が「夏草や兵どもが夢の跡」って詠うんだからね。

 

こんなんで、1日目終了。宿泊は盛岡市内。ここでは冷麺とじゃじゃ麺を制覇するつもりだったけど、「ぴょんぴょん舎」で冷麺だけで止まらず焼肉も頼んじゃったので腹いっぱい。じゃじゃ麺をあきらめる。

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この冷麺はうまい。これだけを食べに再挑戦してもいい感じ。

この晩、奥さんに衝撃が走る。
腹いっぱいで入ったドトール。
初エスプレッソのダブルを頼む。
苦さと格闘しながらも飲み干す。
飲んだ後はすっきり。
それからは虜になりました。

2日目

今日目指すは、八幡平はアスピーテライン。山々には雲がかかっている。快晴は期待できないと思いながら、ドライブ満喫。

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まだちょと早いような気がするが十分な色づき具合。山々の懐も深い。

 

 

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八幡平の頂上付近から下界を望む。雲が多いけど、ちょっと色づいている木々と緑、黄緑の木々が入り混じっていて、これはこれでいい眺め。

 

頂上は湿地帯で遊歩道が整備されていてしばしのハイキング。ぐるりと回る。すがすがしい空気に癒されながらのハイキング。

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紅葉真っ盛りというわけではないんだけど、草が枯れて茶色の草原ってところが良いですな〜。

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山を降りる途中に藤七温泉があります。硫黄の真っ白なにごり湯で入った気満々だね。野天風呂って感じで、開放的過ぎるくらい開放的だったね。

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今日の夜は、明日の朝一での栗駒山登頂のため一関に泊まる。

夕飯は一関の魚屋さん「冨澤」でウニいくら丼を食す。写真がボケちゃったのが残念。

 

3日目

朝起きるなり出発。
1.5車線、1車線の細い山道をグングンと上がります。
到着。
頂上の駐車場は8割方埋まってて焦る。
トレッキングの方々かな凄い人手です。

我々はハイキング。
なんちゃってトレッキング連隊は軽いコースを回ります。
天気がそんなに良くなかったけど、見てくださいこの色づき具合を。
しばし岩に腰かけ見入ってしまったのだ。

絶好調な紅葉に癒された。

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軽く歩いた後は、至極の時間 温泉。須川高原温泉なり。こちらも白濁の硫黄の温泉。内風呂は広々として一興、外風呂は野天で周りから見えすぎ、それまた一興。とにかく幸せ最高な時間でした。ここの温泉は生涯温泉ランキングBEST3に入るよ。

写真なくてゴメンネ。

 

 

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ホッと一息入れて、山を後にする。向かうは猊鼻渓なり。川の流れで奇岩が形成されていてしみじみのんびり眺めます。

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これね。

川向こうの団子屋から籠ミニロープウェイで団子を買います。お金を籠に入れると、その分の団子が籠に入って降りてきます。団子も柔らかく美味かったし、その遊び心も一興なり。

さぁここからは帰ります。
紅葉満喫の旅も最高でしたな。
思い残すところは、
時間的に松川温泉の白濁の湯に入れなかったこと、
腹的に盛岡じゃじゃ麺を食べれなかったこと、
山の天気がイマイチで快晴というわけではなかったこと、などなど。

 

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