「美の国」秋田へ 青森も少々

MAP(不完全ですが)

 

2014/8/23〜8/25

自己満喫会定例会。

 

今年は遠出をしたいなというこで、まだ行ったことがない秋田が目的地。

しかも先っちょシリーズにて男鹿半島は入道崎を目指す。

 

あいにく長野君のスケジュールが合わず、2人での定例会となったのだった。

出発は6時ちょうど。

 

旅の始まりとしては、初めて長岡君がマイカーで合流、そこからの始まりとなった。

 

いつもどこかの駅で拾うという定石パターンだったので、この選択肢は頭になかったわ。

 

んで、一気に行きます。

 

まずの目的地は男鹿半島の入道崎。

軽く600km越え。

ナビの到着時間は14時。まぁのんびりドライブ。

 

この日は大曲の花火大会だったので、途中渋滞にはまる。

 

秋田市を越え、ICを降りて海沿い快適な道を進む。す

ると男鹿半島の入り口あたりで、なまはげ達が出迎えてくれた。写真で見ていたけど、実物は結構デカい。

 

想定だと車線の反対側にあったんだけどなとつぶやいた。

 

空模様は雲が多く、強い風に流されていた。

 

ところどころ厚い雲に覆われるものの、青空も顔を出してくれ、雨ばかりという最悪な天気じゃなかった。

 

で、ちょっと行くとこんなんばっかり。

 

本屋なまはげ。

 

道路も橋もとにかく「なまはげ」が付く。

まぁ秋田と言ったら=「なまはげ」となっても言い過ぎではなかろうか。

 

10人いたら7人はそう答えるはず。

 

 

男鹿半島南磯。

 

この日は風が強かったこともあり、波が立っていた。しかも前の日までの大雨で濁っていたから見た目はイマイチ。

 

でも海水浴客がいたのには驚き。寒かろうに。

 

 

で、ゴジラ岩。名のとおりゴジラの姿に見える岩らしい。

残念ながら現地で目視確認できず、調べたら道路側からは見ることができなかったみたい。

車停めるところもないし、そこまで見たいとも思わないしで、終わり

 

男鹿半島の南側を通り、日本海に沿って入道崎を目指す。

 

断崖絶壁のところを道路が走る。

展望が開けるところからはこのような眺め。

 

ところどころにこのような漁村が。

しかし、いつも想ふ。よくもこんなところに住み着いたものだなと。

 

それにしても真冬の男鹿半島ってどんな感じなんだろ。

 

 

 

男鹿半島の西側にGAOという水族館がある。

 

すごいのは、その立地。

断崖絶壁の真下にある。さらに位置的な立地もすごい。なかなかここまで来れないよ。

 

でね、ここにはシロクマがいるらしい。水族館に?エサは豊富?

 

 

この日は風が強かったので、冬の日本海なのでした。

 

水族館からちょいと北上し、目的地の入道崎に到着。

観光客でごった返しているはずが、閑散としておりました。

 

まずは、遅い昼飯。うに丼の美味そうな雰囲気に負けながらも、ここいらの名物石焼定食をいただく。

 

魚介の味噌汁?に熱々に熱した石を投入する。すると激しく沸騰すると。

 

お味は普通。

 

沸騰のもくもく感が大事なのでしょう。長岡君のやつは1個目の石が根性なくて沸騰もせず、2個目の石で爆発的なもくもくが。面白かった。

 

もくもくしているので、当然すぐには食べられません。チョー熱なのであります。説明不用。

 

 

で、入道崎はこんな感じ。

灯台が白黒模様なのが珍しい。

 

風が強い場所のためか草原チックがいい感じ。

 

で、北緯40度のモニュメント。秋田とマドリード、ニューヨーク、アンカラ、北京を通過している線。

テストでよく使った線。秋田より北にあるロンドン・パリは何で温暖なのかってね。

 

 

入道崎の崖の先を見ればこんな感じ。

 

入道崎は全体的に開けた感じのいいところ。

 

何だかなんだ長居をしてしまったのでした。

 

 

 

実際に北緯40度線はモニュメントから南に100m位のところ、ここです。

 

で、その外にもキリがいい緯度行けないの?と思い調べてみると。北緯30度残念、海の上。

北緯50度はサハリン。北緯35度はだいぶ日本を横切っているので、つまらん。

 

そもそも北緯40度だって秋田だけじゃないのでは、と思い始めたので終わり。

 

 

 

んで、世界的にも珍しい火山湖。

 

一ノ目潟。

展望台からの眺めがちょっと残念。

 

 

二ノ目潟。

こっちはどうにか。

 

なまはげラインを通り、寒風山へ。このなまはげラインかなりの快走路なのだ。

秋田は広いと思わせてくれた。

 

寒風山の引きの写真がない。

ここは、所謂はげ山なのだ。木々がなくて草原ちっくな山。

何で木が生えていないのかな、風が強いからか、いやいやこの山だけだもんなと思って調べたら、人の手が入っているんだとさ。草刈りと山焼きで維持しているらしい。

 

 

そんなに高い山ではないんだけど、秋田側の海岸線や八郎潟の風景が美しい。

 

三角点。

 

晴れてクリアだったら最高だろうな。

 

 

で、火山だったらしく噴火口もありの、一見ナイス高原を感じさせてくれ

 

 

 

次なる目的地は八郎潟。

ここは昭和に大きな湖を干拓してできたところ。

 

詳しくはこの干拓博物館で勉強するはずだったのだ。

 

 

だったのだが、が、んが、がっこーん、すでに閉館。

そんな感じはしてたけど残念。

 

なので自暴自棄になり、否なっていない、八郎潟を走り回る。

トータル30kmは走ったでしょうか。とにかく真っ直ぐでなにもない。地元軽トラが普通に80kmで走ってたりする。

 

 

この真っ直ぐな感じがいい。広い。

こんなんところで企業的農業経営はどうなのだろうか。イケてんじゃないのと密かに思った。

 

数少ない分かり易いハイライトは大潟富士。

人工的な土盛りだけど。面白い。

 

八郎潟はおすすめ。何もないところだけど、見ごたえ十分、体で感じることができる素晴らしさであります。

 

 

今日の宿は青森に

秋田と言えば「なまはげ」と言いましたが、バスケ経験者には「能代工業」でしょう。ということで、能代に立ち寄ることに。

 

まずは日の入りの時間だったので、日本海に沈む夕日を見に行こうとするものの雲が厚く期待できなかったので遠目から。

 

 

で、能代工業。

 

怪しい2人組が写真撮ったりしていたら、バスケ部員と思われる少年たちが現れたので、足早に退散。

 

この看板はずっと付けっぱなしのかしら。

バスケの街ということで、なんかあるかなと見て回るも気配なし。

 

駅前にこんなのがあった。

 

 

で、ここからがね。厳しいところ。

宿まで1時河畔程度、日本海と迫った山に沿った一本道をひた走る。真っ暗な中、それは進のみ。次の日のことを考えたときに、よかれと思った宿。遠い。1人だったら嫌になってしまうような一本道。

 

で、19時半くらいに宿近くに到着するも夕飯が食べられる気配がない。深浦町のマグローステーキ丼を狙っていた。

どうにかウェスパ椿山というコテージ・ホテル・スパ?のようなところで夕飯。がっこーん。マグロステーキ丼完売。

 

なので岩木豚のとんかつ定食なのでした。

これはこれでなかなかなのでした。

朝早いこともあり、缶ビールで終了。

2日目。

 

泊まった宿はみちのく温泉。一軒宿。

施設自体は、むむむってところだけど、お湯はいいかも。しかも露天風呂の目の前に五能線が走っている。ほんと目の前すぎ。そこいらは面白い。

 

朝飯には、よくもまぁここまで細く切ったなという焼き魚。すき家の朝定食の方が食欲をそそうだろうなという内容。まぁ寝るだけの宿でしたから。

 

 

で、宿から見る五能線。時刻表があったので、時間まで待ってみたものの、来ず。

ここだって日本、世界に誇る時間の正確性は存在するだろうと思いつつも、12分待っても来ず。

おそらくダイヤ改正で時刻変わってんじゃね。

 

もしくは土日運休。残念。

 

 

2日目が始まります。

最初の目的地は不老ふ死温泉。聞いたことあるでしょうか。

日本海に面した絶景の露天風呂なり。

夕日に間に合えば、ここに泊まってもよかったね。

本当に海が目の前で、これは真冬は無理だろうなと思う温泉。

有名な方は混浴だった。

温泉は鉄分と塩分が多い。

 

いつか行きたいなとは思っていたけど、ここまであっさり来れるとは。

幸せな気分になった。

 

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ちょいとネットから拝借。

 

 

で、次は白神山地の十二湖の青池。

白神山地だけど、世界遺産にはなっていないところ。

 

車を停めて、歩いて10分程度かな。

本格的トレッキング部隊とすれ違うので、サンダルに不安を感じたりして。

 

 

最初日差しが少しあったんだけど、途中からあいにく雨が降ってきた。

陽の光が全開で注いだら、もっともっと綺麗なんだろうな。

 

日本キャニオン。

多くは申しません。

 

 

キャニオン=谷・峡谷

一気に行きます。

 

次は田沢湖へ。途中ババヘラを食べる。

ババさんがヘラで盛りつけしてくれるから。あさっりした甘さのシャーベットアイス。悪くない。

 

ババヘラ調べていたら、みんな通称で呼んでいたのに、1つの業者が商標登録してしまったので使えなくなってしまったらしい。そんなことすんなよ。

 

田沢湖到着。

 

今思えば、ここまでの道のりもきつかったね。

距離はあったので覚悟はしていたけど、おそるべし秋田。広いのだ。

 

で、田沢湖と言えばたつこ像。これがまた道路沿いにこんな感じで立っていた。

 

一生懸命来たのにあさっりすぎ。

 

次は乳頭温泉。

 

さっき秋田と言えば「なまはげ」「能代工業」と言ってきましたが、秋田と言えば「乳頭温泉」ではないですか。

秋田はね、けっこう持ってます。

 

田沢湖を過ぎて山の中に入っていくこと40分。

 

到着。

確かに秘湯というところにある。冬の雪の中だと、どうなっちゃうんだろうか。

 

 

昔からの湯治場。

テレビもないし、携帯は圏外。静かなところ。

だけど大曲の花火もあったためか、普段の休日の倍の人がいたそうな。

 

温泉は最高。

大好きな真っ白な硫黄の温泉。

下から湧出しているタイプの温泉は初めてだったけかな。

 

こちらも混浴。これは女性は入り難い雰囲気だわ。

↓HPからちょいと拝借。ここなのだ。

宿泊棟。

ここの立ち寄り湯は15時まで。なので、15時以降の雰囲気はガラリと変わるらしい。泊まらねば分かるまいな。

 

Lineしようかなと思うも、そうだ圏外だ。

どんづまりにある鶴の湯だったので、車が停められるものか心配してたけど、十分な駐車場。普段はこんなに車ないっていうし。

昼飯を食べるタイミングを失っていたため、まぁ俺が乳頭温泉に入りそびれるのを嫌がり昼飯取らずに先走ったのが悪いか。

 

途中でたんぽ味噌というきりたんぽに甘い味噌つけて焼いてあるやつを食べる。

秋田と言えば「きりたんぽ」もあったじゃないでか。

 

で、山から下りてくると、そこは角館。

 

秋田に行ったら立ち寄るであろう武家屋敷の街なのであります。

 

 

石黒家。

 

説明を聞きながら回れるところ。

 

いい雰囲気なのだ。

 

 

・・・

ちょいと下調べがなさ過ぎて、さくっとしか見ていない。

外にも無料で入れることがあったらしいし、青柳家とかたそがれ清兵衛撮影場所の岩橋家とか見て回ればよかったかな。

 

 

外国人観光客もたくさんいて賑やかな感じでした。

正味30分程度の滞在じゃダメだね。ここはもう一度行きそうな気がするから、そん時がんばろう。

 

次は横手に行きます。

振り返ると角館〜横手が一番辛いドライブだったね。

 

横手と言えば焼きそばですが、その前に行っておきたいところが。

横手にかまくら館ってのがあって、1年中かまくらを体験することができるのだ。面白い。

 

閉館30分前に滑り込み、完全防備でかまくら体験。本当に寒い。

 

 

でね、焼きそば屋さんの感じが伝わってこない。17時からというお店が多かったからかな?日曜だから?やっていないところばかり。

 

ちょっとウロウロして暖簾を出しているところを発見。

 

即決。

 

 

横手焼きそばの感想。美味いね。

 

いいかも。

 

ここで衝撃が、横手ふるさと館内に佐藤養助さんの稲庭うどん食べられるところがあったんだけど、17時閉店ときた。残念。

 

帰路に着きます。

 

この日は福島県白河市泊なり。横手から4時間ちょっとのドライブ。

 

小腹が減ったのでチェックイン前にラーメン。

 

何気に入ったお店だけど美味かった。

 

だと。

1人4000円くらい。

寝るだけには十分なお部屋。

国道沿いってことでトラックとかの音が気になる人は気になるかも。

私めは問題なし。

3日目。

 

この日はラウンドがメイン。新白河ゴルフ倶楽部。

んが、あいにくの雨。予報では午前中雨マーク。

 

 

それでもスタート時には耐えられるくらいの雨に。

スコアはさんざん。ちょっと距離があるとスコアが出ない。それだけが原因じゃないけどさ。

 

 

 

 

ラウンドは、ずっと気になっていた白河の関へ。一度は行かねばと思っていたけど、そのマイナーな雰囲気に動きが鈍かったのだ。

 

いい感じです。先客も2組・・・。この日が月曜と考えれば、決して少ないのか!?

家に帰ります。

 

大好きな矢祭のコーヒー屋さんに立ち寄る。

子どもが生まれてから来ていないからいつ振りかしら。

 

最後は、茨城ご当地グルメのスタミナラーメンで〆なのでした。

 

なかなか濃いいいい旅となりました。

男鹿半島は遠いだろうと思っていたけど、そりゃやっぱり遠かった。

白神山地〜田沢湖の下道はけっこうきた。

秋田は広いのでした。

真っ直ぐな走りやすい道ばかり。

 

高速道路は話しながら来たので思ったより楽勝だったかな。

 

充実した感じとしては、俺の中でなかなか行けないだろうと思っていた不老不死温泉と乳頭温泉が一気に味わえたというところ。

これはいい。

普通、同じ日に織り込まないであろう日程だけど。

 

これで天気がピカーンとしていた言うことなし。

男鹿半島も充実の先っちょ。

八郎潟なんて観光地じゃないのにあの魅力。

行かねば分かるまい。

 

さぁ次はどこに行こうか。

 

旅の終わりは、次なる旅の始まりなのだ。なんてね。

 

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