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2006/8/26〜8/27 |
今回のメインテーマは出羽三山めぐりと山形県満喫。 と、その前に、こんなことをしてみた。 太平洋側の人は「陽は海から昇り、山に沈む」と想ひ、日本海側の人は「陽は山から昇り、海に沈む」と想ふ。どうでもいいことだが互いに譲らない。ならば、実際に目にしようではないか。実にくだらない。そんなことに金と時間とをかけてしまったのだ。しかし、それが自己満喫。いいではないか。 |
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1日目 |
日の出 |
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伝わるかな? まずは出発前に近所の展望台で、海からの日の出を望む。ちょっと曇りがかっているのが残念だけど、確かに海から陽は昇る。 |
ちなみにこの展望台は、真か偽りか、水戸光圀公が元禄8年当地の神峰神社に参拝した時、海上から朝日の昇るさまを見て、「ここは領内随一の眺めだ」と言った場所であり、日の立つところということで、現在の日立市の市名に結びつく場所なのだった。 | |
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さて、ここからは、常磐道・磐越道・東北道と一気に山形県に入る。まずは山寺へ。 |
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山寺は通称で、正確には立石寺。 奥の細道で松雄芭蕉が「閑さや巖にしみ入る蝉の声」と歌ったところ。 せみの鳴き声って聞こえたっけかな。 |
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ここまで、1,000段以上の階段を上がってきたよ。暑い。汗びっしょりだよ。着替えなくちゃ。 朝も早いせいかそんなに混雑はしてなかったかな。 |
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日立を出てくるときは、空が厚い雲に覆われていたけど、山形に入ったら夏空が広がっていた。 時おりボリュウミーな雲が行き来するが、日差しがギラギラと暑い。 |
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切り替えは早い方がいい。 |
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腹がいっぱいになったところで、今度はさっき山寺汗だくになったから温泉さGO。目指すは銀山温泉。 そんで、銀山温泉街をしばし散策した。大正時代の建屋がそのまんま残っている感じで雰囲気がすこぶる良い。緩やかに流れる時間を楽しめるところかな。 |
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そんで、街外れの公衆浴場に入る。お湯が熱い。強烈に熱い。共にいった長岡君は肩まで一瞬浸かったかどうか。汗を流しに来たのに、お湯から上がっても汗が引かない。まずい。外に出てみたら、またまた暑い。車まで戻るのに、また一汗かきそうだ。 |
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さぁ、ここかからは今回の楽しみのひとう出羽三山巡りだ。まずは羽黒山へ向かう。 道中、最上川と国道が入り交じり、ドライブには飽きない。ここも松尾さんが何か読んだよな〜と思いながらも思い出せず。 「五月雨をあつめて早し最上川」だ。 |
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日も傾いてきた頃、羽黒山到着。まずは、本殿をお参りする。ここではたくさんの霊場巡り(?)の行列と出会う。車で軽く山を登ってきてしまったけど、たしかに山深く神秘的な場所なのかもしれないね。 |
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ついで、前々から見たかった五重塔←国宝だよ。国宝とか天然記念物とか日本三大○○とかに弱い自分。今思うと、階段が結構あって、午前中の山寺でパンパンになっていたからかんなり厳しかったね。また汗かいたし。 |
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太く、背が高い杉の木に囲まれ、何とも尊大な雰囲気を醸し出してくれている。 |
ここで時計を見ると4時30分。日の入りを見に行かねば。場所を探す。目指すは鳥海山頂上の展望台。日の入りの時間は6時30分ちょいと前。急げ。普通に走れば楽しい鳥海山のドライブコース。あまり飛ばさない自分だけど目一杯がんばってみた。 |
途中に鳥海山の伏流水で育った |
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日の入り |
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間に合ったぜぃ。確かに海に沈んでいく。雲に覆われ、霞んでいたけど確かに陽は海へと消えていった。陽は海に沈むんだ。とまぁ自己満喫的自己満足が終了。なかなか陽の出入りツアーもやる人いないでしょ。昼間の内容も濃かったし満足満足。 |
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この日は鶴岡市のビジネスホテル。夕飯は回転寿司食べて、近くの居酒屋で本当に軽く一杯飲んで就寝。 |
2日目 |
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最近の旅、大人になってからの旅、いや自分がプランニングする旅の朝は早い。起きられないときも多々あるが。 |
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ホテルの窓を開けてみる。ピカーンと晴れた空。よく見たら陽が山のほうから昇っているじゃないですか。陽は山からも昇るんだ。 |
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さぁ朝飯食べていざ出発。目指すは湯殿山。ご神体が秘密なところ。この鳥居をくぐってバスで向かいます。変な神官の兄ちゃんが気に入らなかったけど、まぁそれは置いておいて。やっぱり山の奥深く神秘的な場所だったよ。観光客もたくさんいたし。ただ年齢層は大分上で自分らが頑張って下げていた感じ。
今じゃ、車で簡単に行けちゃうけど、そうじゃない時代じゃ、ここも神々が宿る信仰の場になるんだろうね。写真はないけど印象深い所だったのよ。 |
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続いて、切り替えます。行くところは月山。出羽三山の最後でございます。月山の風景はあちこちのページで眺めてて自然満喫できる所だと思っていました。実際にそのとおり。 |
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ちょいと歩いてちょいとリフトでの上がってちょいと山を昇り始めると、得意の青い空・白い雲・草々の緑の三点セット攻撃にやられます。トレッキングの人も一杯いたし、いいかも。自分らはホント軽く登れる所までだったけど、トレッキングコースを歩いても楽しいかも。途中、霧に覆われながらも風景を満喫し、きれいな空気で肺の隅々を綺麗にしてきたよ。 |
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結構月山にいたかな。ここからは山を一気に降りると、途中、ガソリンの給油ランプが点いちゃってちょっと焦る。だってスタンドがあんましないんだもん。 |
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山形市内に入り遅めの昼食。 |
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そんで、ここからは写真がないのだが勘弁。蔵王へ登り始める。まずは大露天風呂。いいところだね。もっとゆっくり浸かっていてもいいなぁ。人はいっぱいいたけど。 つぎはお釜へ霧がかかってて見れず。残念。んじゃ、帰ろうか。 |
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いざ、東北道にて南下する。 すると、ちょうど日の入りの時間になってきた。西空は安達太良山あたりかな。雲があるけどどうにか陽が見える。 |
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あぁ、陽が大地へと吸い込まれていく。オレンジ色の空が徐々に暗くなっていく。 日は山へも沈んでいくんだな。 |
ちゃんちゃん。 太平洋から日本海へ、いいかもね。 |
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そうだ、思い出した。 んが、残念。 っていうか、大人なんだから |
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